国産材の代表である「杉」ですが、現在では安価な木材の代名詞になってます。しかし、本来は価格的にももっと価値のある木であるはずです。
国産の杉は「安かろう悪かろう」ではなく「安いけれども良い品物」です。この点を施主などのお客様にしてもらうことが必要です。
杉の活用について考えます。
杉利用の可能性について記事一覧
杉の天板について
杉を天板に利用する場合、メリットとデメリットは下記のようになります。■杉を天板に利用するメリット・比較的大きな木(大経木)がとれるため、大きな1枚板の天板が取れる。・ウォールナットなどの人気外国材や広葉樹に比べると安価である。■杉を天板に利用するデメリット・表面の強度が弱く、キズが付きやすい。・吸湿...
杉の屋外材について
杉を屋外材に利用する場合、メリットとデメリットは下記のようになります。■杉を天板に利用するメリット・焼き杉の外壁などは長年かけて評価を得ている。・ウリンなどの人気外国材に比べると安価である。■杉を天板に利用するデメリット・腐食耐性が弱い。・和風以外では癖が強い。考察まとめ:屋外での木材の利用の場合、...
杉の屋内造作材利用について
杉を屋内の造作材に利用する場合、メリットとデメリットは下記のようになります。■杉を天板に利用するメリット・大量に用意できる。・安価である。・加工が容易である。・調湿性能が高い。■杉を天板に利用するデメリット・デザインの好みにそぐわないことがある。考察まとめ:特に屋内の壁板材では杉は活躍しています。メ...